シンプルな材料で気軽に作れる、毎日の食卓に取り入れやすいパンです。
トプフェンを使うことで、生地はしっとりとやわらかく仕上がり、
ほんのりとしたやさしい風味が楽しめます。発酵が不要なため手軽に作ることができ、
朝食や軽食、付け合わせとしても活躍する一品です。
”毎日のやさしい食事”

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このレシピは”毎日のやさしい食事”シリーズの第5レシピです。
材料
- 全粒粉 約250g
- トプフェン 約250g
- 卵 1個
- 塩 適量
- ベーキングパウダー 1袋
作り方
- すべての材料をボウルに入れ、なめらかな生地になるまでよく混ぜます。
- 生地を適当な大きさに分け、丸く形を整えます。
- 天板に並べます。
- お好みで、焼く前に表面に軽く切れ目を入れてもOKです。
- 220℃に予熱したオーブンで、表面が軽く色づくまで焼きます。
センメルは、南ドイツやオーストリアで親しまれているパンです。
外は軽く香ばしく、中はやわらかく軽い食感が特徴です。
朝食や付け合わせ、サンドイッチにもよく合います。

作るときのコツと気をつけたいポイント
- 生地はやわらかく、扱いやすい固さに調整します
- ベタつく場合は少量の粉を足して調整してください
- 焼きすぎるとかたくなるため、焼き色を見ながら調整します
このレシピでは、Topfenを使用することで、ほんのりとした優しい風味が楽しめます。
地域によってはTopfenやQuarkが手に入りにくい場合があります
その場合は以下で代用可能です
クリームチーズにヨーグルトを少しずつ加えて混ぜ、
なめらかで軽い質感になればOKです。
目安としては
- クリームチーズ:約2
- ヨーグルト:約1 (必要であれば水切り)
の割合にすると、トプフェンに近い状態になります。
水分が多くなりすぎないよう、ヨーグルトは様子を見ながら加えてください。
トップンゼンメルを作ってみました
今回は、Grandma Helgaのレシピをもとに「トップンゼンメル」を作ってみました。

レシピに出てくる「Topfen」は、ドイツ語圏で使われるフレッシュチーズのような食材です。ドイツではQuarkとして売られているものに近いと思うのですが、私が暮らしているルクセンブルクでは、なかなか見つけることができません。
「これで本当に作れるのかな」と少し不安に思いながら、隣国の食材だけでなく、いろいろな国の食品を扱うスーパーにも行ってみました。
そこでお店の方に「これがそうですよ」と教えてもらったのは、フランス産のフロマージュブランでした。
本当はQuarkやTopfenに近いものを使いたかったのですが、どうしても作ってみたかったので、お店の方の言葉を信じて購入してみることにしました。
ただ、開けてみると、私がイメージしていたものとは少し違いました。
少し柔らかめで、どちらかというとヨーグルトに近い感じ。ギリシャヨーグルトの方が、もっとしっかりしているようにも感じます。
「これで大丈夫かな……」と少し不安になりながらも、レシピ通りに材料を計り、なめらかになるまで混ぜていきました。
ところが、ここで予想外の問題が。
生地がとてもベタベタして、手にくっついてしまいます。

粉を足せば扱いやすくなるかもしれませんが、入れすぎて生地が硬くなるのは避けたかったので、今回はそのまま進めることにしました。
手で丸めるのは難しそうだったため、アイスクリーム用のスクープを使って、なんとか天板に並べました。形は少し不ぞろいですが、これも手作りならではと思うことにしました。

本当はナイフで切り目を入れたかったのですが、それもうまくいかず、「これは失敗かもしれない」と思いながら、焼き上がりを待ちました。
でも、焼き上がったトップンゼンメルは、思っていたよりずっとおいしそうでした。

外側はパリッとしていて、中はふんわり。手で半分に割ると、ほんのりやさしい香りが広がります。
味はとても良かったのですが、形は正直なところ、私が思っていた「ゼンメル」とは少し違いました。
「これはゼンメルというより、別のかわいいパンだね」と家族で笑いながら、楽しい試食会になりました。
娘からは、「スープと一緒に食べると良さそうだね」との感想もありました。たしかに、やさしい味わいなので、温かいスープや軽い食事に合わせるのにも良さそうです。
私は普段、パン作りをホームベーカリーに任せることが多く、手ごねや成形はあまり得意ではありません。今回も形はきれいとは言えませんでしたが、それでも「味はおいしい」と思えるパンが焼けたことは、とても嬉しい経験でした。
このトップンゼンメルは、イーストを使わずに作れるところも魅力です。イーストを使ったパンが苦手な方や、発酵時間を取らずに手軽に作りたい方にも、試しやすいレシピだと思います。
次回は、できれば本物のTopfen、またはQuarkに近いものを使って、もう一度挑戦してみたいと思います。形ももう少しゼンメルらしくできるように、工夫してみたいです。
見た目は少し不ぞろいでも、焼きたての香りと素朴なおいしさを楽しめる一品でした。ぜひ、気軽に試してみてください。
Grandma Helgaについて
Grandma Helgaは、長年家族のために料理を作り続けてきた母であり祖母です。
このサイトで紹介しているレシピは、彼女が日々の暮らしの中で実際に作ってきたものです。
手書きのレシピをもとに、大切に受け継がれてきました。
現在は、家族が内容を整理し、翻訳して公開しています。
どれもシンプルで、毎日の食卓に取り入れやすいレシピです。

