ヨーグルトドレッシングサラダは、レタスやパプリカを、さっぱりとしたヨーグルトベースのドレッシングで和えるシンプルなサラダです。
レタス、パプリカ、にんにく、ヨーグルト、サワークリーム、QuarkやTopfen、りんご酢などを使って作る、オーストリアの家庭で親しまれてきた素朴な一品です。
古い手書きレシピでは、分量や温度、細かな手順が省かれていることがあります。
この記事では、原本の雰囲気を大切にしながら、今の家庭でも作りやすいように手順を補って紹介します。
このレシピは、「毎日のやさしい食事」シリーズの第1レシピです。
材料
2〜4人分
- レタス 1個
- パプリカ 1個
- にんにく 1片
- ヨーグルト 大さじ3
- サワークリーム 大さじ3
- 油 大さじ2
- 亜麻仁油 小さじ1
- りんご酢 大さじ1
- QuarkまたはTopfen 大さじ1
- ホースラディッシュ 少々
- 塩 適量
- 砂糖 適量
古い手書きレシピに細かな分量がない場合は、家庭で作りやすい目安量として整えています。
作り方
1. 野菜を洗う
レタスとパプリカをよく洗います。
水気が残っているとドレッシングが薄まりやすいため、洗ったあとはしっかり水を切っておきます。
2. 野菜を切る
レタスは食べやすい大きさにちぎります。
パプリカは細めの薄切り、または小さめに切ると食べやすくなります。
3. にんにくを準備する
にんにくは皮をむき、できるだけ細かく刻みます。
香りが強すぎるのが気になる場合は、最初は少なめに入れて、あとから調整すると安心です。
4. ヨーグルトドレッシングを作る
ボウルにヨーグルト、サワークリーム、油、亜麻仁油、りんご酢、QuarkまたはTopfen、ホースラディッシュ、塩、砂糖を入れます。
全体がなめらかになるまで、よく混ぜます。
5. 味を整える
刻んだにんにくをドレッシングに加え、もう一度よく混ぜます。
味を見て、酸味が強い場合は砂糖を少し足すと、やさしい味にまとまりやすくなります。
6. サラダと和える
大きめのボウルに、準備したレタスとパプリカを入れます。
食べる直前にドレッシングを加え、全体をやさしく和えます。
7. すぐに食卓へ出す
和えたあとは、できるだけすぐに食卓へ出します。
レタスのしゃきっとした食感を残しやすく、ドレッシングも水っぽくなりにくいです。
おいしく作るコツ
- 野菜の水気はしっかり切る
- ドレッシングは先に作って少しなじませる
- サラダと和えるのは食べる直前にする
- にんにくは少なめから入れて、味を見ながら調整する
古い手書きレシピでは、細かな加減が省かれていることがあります。
そのため、分量だけでなく、ドレッシングのなめらかさ、酸味の強さ、にんにくの香りなども見ながら作ると、仕上がりが安定しやすくなります。
失敗しやすいポイント
サラダが水っぽくなる
レタスやパプリカに水気が残っていると、ドレッシングが薄まりやすくなります。
洗ったあとは、ざるでしっかり水を切るか、キッチンペーパーで軽く押さえると仕上がりがよくなります。
ドレッシングの酸味が強くなる
ヨーグルト、サワークリーム、りんご酢には、それぞれ酸味があります。
酸味が強く感じるときは、砂糖を少し加えると味がやわらぎます。サワークリームを少し増やして、まろやかに整えてもよいです。
にんにくの香りが強く出すぎる
生のにんにくは、冷たいドレッシングに入れると香りがはっきり出ます。
にんにくが苦手な場合は、最初から全部入れず、少量ずつ加えてください。食べる人に合わせて、にんにくなしで作っても大丈夫です。
材料の代用と補足
このレシピで特に日本では迷いやすいのが、Quark、Topfen、サワークリーム、亜麻仁油、ホースラディッシュです。
ドレッシングのレシピなので、焼き菓子や生地ものほど厳密でなくても作りやすいです。家にある材料に合わせて、無理なく調整できます。
TopfenやQuarkを使う場合
このレシピでTopfenやQuarkを使う場合、日本では手に入りにくいことがあります。
その場合は、レシピに合わせて、水切りヨーグルト、ギリシャヨーグルト、なめらかにしたカッテージチーズ、リコッタチーズ、クリームチーズとヨーグルトを混ぜたものなどで代用できます。
ただし、TopfenやQuarkとは酸味や水分量、食感が少し変わります。
このサラダドレッシングでは、焼くレシピほど代用の影響は大きくありません。水分が多すぎるとドレッシングがゆるくなりやすいため、代用品を使う場合は少し水気を切ってから加えると扱いやすくなります。
サワークリームがない場合
サワークリームは、ドレッシングにまろやかさと軽い酸味を加える材料です。
手元にない場合は、生クリームにレモン汁を少し加えて使うこともできます。酸味を足しすぎると強く感じるので、少量ずつ混ぜるのがおすすめです。
亜麻仁油がない場合
亜麻仁油は独特の風味がありますが、少量なので、手元にない場合はサラダ油やクセの少ない油でも作れます。
風味は少し変わりますが、ヨーグルトのさっぱり感は残ります。
ホースラディッシュがない場合
ホースラディッシュは、ドレッシングに少しだけ辛みとアクセントを加える材料です。
手元にない場合は、省いても大丈夫です。代わりににんにくを少し多めにすると、違った香りのあるドレッシングになります。
どんな味?
このサラダは、さっぱりとしていて、やさしい酸味と軽いクリーミーさのある味わいです。
日本のサラダでいうと、マヨネーズだけで作る濃いドレッシングよりも軽く、ヨーグルトの酸味で後味がすっきりしています。
ただし、オーストリアの家庭料理らしく、華やかさよりも、家庭で作って分け合うような素朴さが魅力です。
にんにくやホースラディッシュを少し加えることで、さっぱりしながらも物足りなさのない味になります。
保存について
このサラダは、和えたてを食べるのがおすすめです。
ドレッシングだけなら、ふた付きの容器に入れて冷蔵庫で数時間保存できます。
ただし、ヨーグルトやサワークリームなどの乳製品を使っているため、長時間常温に置かないようにしてください。
レタスやパプリカとドレッシングを和えたあとは、時間がたつと水分が出て、野菜の食感がやわらかくなります。
作り置きしたい場合は、野菜とドレッシングを別々にしておき、食べる直前に和えるとおいしく食べられます。
合わせたい料理・食べ方
このレシピには、次のような料理や食べ方が合います。
- じゃがいも料理
- 焼いた肉料理
- パンやロールパン
- 軽めの昼食
- 冷たい肉料理や簡単な前菜
ヨーグルトドレッシングは、レタスだけでなく、コールスローやほかの野菜サラダにも使いやすいです。
ヨーグルトドレッシングをコールスローに使ってみました
このヨーグルトドレッシングを、シンプルなコールスローにも使ってみました。

ヨーグルトドレッシングで和えたコールスロー。2026年筆者撮影。
今回使ったのは、家にあった材料だけです。
レシピ通りの材料がすべて揃っていたわけではなかったので、いくつかは身近なもので代用しながら作ることにしました。

代用しながら用意したヨーグルトドレッシングの材料。2026年筆者撮影。
ヨーグルトはそのまま使いました。
QuarkやTopfenは手元になかったため、ヨーグルトに生クリームを少し加えて代用しています。
サワークリームもなかったので、生クリームにレモンジュースを加え、軽い酸味を足す形にしました。
生のレモンもなかったため、市販のレモンジュースを使用しました。
りんご酢の代わりには、家にあった寿司酢を使っています。
ホースラディッシュもなかったので、代わりにみじん切りにしたにんにくを使いました。
ホースラディッシュとは違う辛みですが、香りが出て、コールスローにも合う味になりました。
かなり代用しながらのコールスローでしたが、仕上がりはとても食べやすい味になりました。
一般的なこってりしたコールスローよりも軽く、ヨーグルトのやさしい酸味がキャベツやにんじんによくなじみます。
生クリームを少し加えているので、軽さの中にもコクがあります。
重たすぎないので、食事の副菜としても合わせやすく、暑い時期やさっぱりしたものを食べたいときにも使いやすい味だと思います。
最初はレシピの分量通りにドレッシングを用意しました。
ただ、コールスローとして野菜全体にしっかりなじませるには少し量が足りず、あとからもう一度ドレッシングを作り足すことになりました。

コールスロー用の野菜とヨーグルトドレッシング。2026年筆者撮影。
野菜の量や水分の出方によって、必要なドレッシングの量は少し変わります。
コールスローに使う場合は、最初から少し多めに用意しておくと、全体に混ぜやすくなります。
材料がすべて揃わなくても、ヨーグルト、生クリーム、レモン汁、少し甘みのある酢を組み合わせることで、やさしい酸味のあるドレッシングに仕上がります。
家にあるもので無理なく調整しながら作れるので、気軽に試しやすいドレッシングです。
オリジナルのタイプライターレシピについて
このレシピは、義母ヘルガが残したタイプライター打ちのレシピをもとにしています。
古い家庭料理のレシピには、分量や温度、細かな手順がすべて書かれているとは限りません。
当時の家庭では、作り慣れた人が感覚で補っていた部分も多かったのだと思います。
この記事では、原本の雰囲気を大切にしながら、今の家庭でも作りやすいように分量や手順を整えています。

義母ヘルガが残したタイプライターで書いたレシピ。この記事では、原文の雰囲気を大切にしながら、
家庭で作りやすい手順に整えています。2026年筆者撮影。
オリジナル画像はこちらからご覧いただけます
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このレシピは”毎日のやさしい食事”シリーズの第1レシピです。
このレシピにまつわる思い出
このレシピは、「毎日のやさしい食事」シリーズの第1レシピです。
タイトルからもわかるように、特別な日のごちそうというより、毎日の食卓に添えるための気軽な一品だったのだと思います。
古いレシピの中には、こうした日常の料理がたくさん残されています。
手の込んだ料理ではなくても、家にある材料を使って、野菜を食べやすくする工夫が書かれているところに、家庭料理らしさを感じます。
今回、手元にない材料をいくつか代用しながら作ってみて、このドレッシングの使いやすさを改めて感じました。
すべてをレシピ通りにそろえなくても、ヨーグルトを中心に、酸味やコクを調整すれば、軽くて食べやすいドレッシングになります。
こうした柔らかさも、古い家庭料理のレシピらしい魅力だと思います。
よくある質問とこたえ
まとめ
ヨーグルトドレッシングサラダは、オーストリアの家庭で作られてきた、素朴なサラダレシピです。
ヨーグルトのやさしい酸味とサワークリームのまろやかさで、野菜を軽く食べやすく仕上げます。
作るときは、野菜の水気をしっかり切ること、ドレッシングの酸味を味見しながら整えること、食べる直前に和えることを意識すると、仕上がりが安定しやすくなります。
古い手書きレシピの雰囲気を残しながら、今の家庭でも作りやすい形で楽しめる一品です。
Grandma Helgaについて
Grandma Helgaは、長年家族のために料理を作り続けてきた母であり祖母です。
このサイトで紹介しているレシピは、彼女が日々の暮らしの中で実際に作ってきたものです。
手書きのレシピをもとに、大切に受け継がれてきました。
現在は、家族が内容を整理し、翻訳して公開しています。
どれもシンプルで、毎日の食卓に取り入れやすいレシピです。

